こんばんわ、ちま夫です。
先日SEPを「14.0.1.2 (14 RU1 MP2)」から「14.2.0.1(14.2 MP1)」にバージョンアップしました。どうやらSEP14.2からWSSトラフィックリダイレクトの設定がSEP-Mで集中管理できるように変更されたようなので記載します。
まず、以前の記事(SEP14.0.1.2の時)をリンクしておきますね。この時はWSSトラフィックリダイレクト設定は、クライアント側の管理画面に存在しました。
SEPのバージョン
本記事のSEPバージョンは「14.2.0.1(14.2 MP1)」です。
SEPクライアント管理画面からWTRタブが消えていた
SEP14.0.1の時に存在していた、SEPクライアント管理画面の「WTR(T)」タブが無くなっていました。この設定はどこにいってしまったのでしょうか?
シマンテック テクニカルサポートページからの抜粋
SEP14.0.1の環境が手元に無いので、現物で確認できませんが、Symantecサポートを参照すると、SEP14.2からWSSトラフィックリダイレクト(WTR)設定はSEP-Mで管理できるようになったようです。
SEP14.0.1/14.1の時はWSSに関しての項目が見当たりません。
引用元:Symantec Endpoint Protection 14.0.1.x/14.1 インストールガイドおよび管理者ガイド
SEP14.2からWSSに関して項目が追加されています
24. 統合の管理
Symantec Endpoint Protection の例外の統合
WSS トラフィックリダイレクトの設定
引用元:Symantec Endpoint Protection 14.2 インストールガイドおよび管理者ガイド
SEP-M画面
SEP-M画面の「ポリシー」を見ると「統合」が増えていました。
この中に「統合ポリシー」があり、それを編集してみると、WSSトラフィックリダイレクト設定項目がありました。
なにか問題があったのでしょうか。できればSEP14.0.1の時からSEP-Mで管理できるようにしておいてほしかったですね。。。