こんばんわ、ちま夫です。
i-Filter を利用しているのですが「ページを表示できません DNSエラーです」画面が表示されるときがあります。
このエラー画面はi-Filterサーバーが名前解決できなかった時に表示され、主な原因は
・ユーザーのURL入力ミス
・DNSサーバーの障害
・FQDNの消失
などが考えられます。
ただ、ユーザーからしてみれば「i-Filterにブロックされたように見える」エラー画面なので、何度もブロックされたよと問合せがあります。
そこで、このエラーメッセージを変更できればユーザーも勘違いしなくなるのではと思い、調査した結果変更できたので、変更方法を備忘録として記載します。
i-Filter のバージョン
本記事はVer9の環境です。
Ver10の設定画面も追加しました。
通常(初期設定)のエラー画面
これが初期設定の「DNSエラー」画面です。
確かにi-Filterにブロックされたように勘違いしてしまうこともありそうですね。
エラーメッセージ編集後のエラー画面
こんな感じに編集してみました。
これなら「i-Filterにブロックされたのでは」と勘違いすることは少なくなると思います。
エラーメッセージ設定画面
それでは、どこでエラーメッセージを編集できるのかを書きますね。
【i-Filter Ver9】
「システム設定」==>「エラーメッセージ設定」で編集可能です。
【i-Filter Ver10】
「システム設定」==>「エラー画面」で編集可能です。
マニュアルから抜粋
エラーメッセージ編集に関する部分をマニュアルから抜粋しますね。
改行する場合や文字色変更例が記載されています。
編集可能なエラーメッセージ
編集可能なメッセージ一覧を記載しますね。
下記メッセージが編集可能ですので、わかりやすいように編集してください。
エラー画面 | 初期設定メッセージ | 説明 |
致命的エラー | 「通信中にエラーが発生しました。」 | メモリーエラーまたはFTPなどの内部エラー |
上位プロキシ不正(見つからない) | 「上位プロキシサーバーが見つかりません。」 「DNSエラーです。」 |
上位プロキシが設定されている場合のDNSエラー |
上位プロキシ要求タイムアウト | 「上位プロキシサーバーから応答が ありません。」 「サーバーが存在しないか、混雑している 可能性があります。 」 |
上位プロキシが設定されている場合の接続エラー/タイムアウト |
DNSエラー | 「DNSエラーです。」 | 上位プロキシが設定されていない場合のDNSエラー |
サーバー接続エラー | 「サーバーが存在しないか、接続拒否している可能性があります。」 | 上位プロキシが設定されていない場合の接続エラー |
サーバー応答タイムアウト | 「サーバーから応答がありません。」 「混雑している可能性があります。」 |
上位プロキシが設定されていない場合の接続タイムアウト |
認証失敗 | 「認証に失敗しました。」 「ユーザー名とパスワードを確認 してください。」 |
ユーザー認証に失敗した場合のエラー |
HTTPSブロックメッセージ | 「ブロックされました。」 | HTTPSでブロック時のエラーブロック画面にリダイレクトされない場合、メッセージが表示されます。 |
設定変更中アクセス | 「通信中にエラーが発生しました。」 | 設定の変更により通信を継続できない場合に出力されるエラー |