こんばんわ、ちま夫です。
i-Filter Proxyサーバーを利用しているのですが、iFilterサーバーからGmailサーバーやoffice365メールサーバーを利用して、メール送信することができません。
なぜなら、i-Filter Proxyサーバーのメール設定はSTARTTLSに対応していないからです。
メール環境がGmailやoffice365のユーザーは、i-Filter Proxyサーバーからメール送信することができません。
ところが、久しぶりにi-Filterサポートページを見てみたら、Ver.10.20R01が2018年10月18日にリリースされており、なんと「STARTTLS」に対応と書いてありました!!!
サポートページからの抜粋
バージョン:Ver.10.20R01
更新日:2018/10/18
対象OS:Windows / Linux
アップデート内容:[機能追加] メール送信機能で「STARTTLS」「SMTPS」に対応しました。
メールサーバーの設定画面
Ver.10.10R02
STARTTLS未対応の時の設定画面です。
Ver.10.20R01
STARTTLS対応時の設定画面です。設定画面にSTARTTLSが!!!
どんなことをメール通知できるのか
i-Filter Proxyサーバーからどんなことをメール通知できるのかを書きます。
[1]システムメッセージ関係
プロセス実行ログに出力されるログで
・スレッドの空きがありません。
・プロセスが不正終了しました。
などをメール通知。
[2]脅威情報サイト
推奨フィルターで「脅威情報サイト」カテゴリをブロックした時にメール通知。
個人的にはこれが一番うれしいかもしれません。
[3]その他
隔離機能やレポーターなど色々メール通知できるようです。
脅威情報サイトって何?
株式会社FFRI、株式会社ラック、国立研究開発法人情報通信研究機構から情報を提供してもらって、i-Filterの脅威情報データベースに反映して、下記のようなサイトをブロックしてくれます。そうそうたるセキュリティー企業が名を連ねてて安心感がありますね。
・C&Cサーバー
・情報詐取目的などで実行しようとする悪性Webサイトへの通信
・アクセスすることでマルウェアをダウンロードするページ
・アクセスすることでウイルス、ワーム、トロイの木馬等に感染するページ
・マルウェアファイル自体のURL
※注意
下側3行は、i-Filter Ver10以降で対応のようです。